司祭 ミカエル 藤原健久
「あなた方は、私が地上に平和をもたらすために来たと思うのか。そうではない。言っておくが、むしろ分裂だ。」これは私たちにとって、受け入れがたい言葉です。イエス様は真の救い主で、人々を和解と一致に導き、平和をもたらしてくださいます。だからイエス様は、人々の争いを放っておかれません。分裂と争いの場に駆けつけてくださいます。だから、次のように言うことができるのかもしれません。「争いあるところに、イエス様がおられる。」そのことを伝えるために、冒頭のようなことを仰ったのかもしれません。
かつて歌手の三波春夫さんは、「お客様は神様です」と仰いました。これは、客に媚びを売る言葉ではなく、「目の前のお客さんを神様だと思って、神様の前で歌うつもりで、心を込めて歌う」という意味だそうです。私たちも、目の前にイエス様がおられると思って、心を込めて、奉仕活動をしたいと思います。
イエス様は苦しんでいる人を放っておかれません。苦しんでいる人の傍には十字架のイエス様がおられます。目の前にイエス様がおられると思って、苦しんでいる人を助けたいと思います。きっと目の前の復活にも出会うでしょう。